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WordPress テーマ作成録 #11

やったこと

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関連記事を表示させるためには、get_posts()を利用して記事に関するデータを変数$relatedpostsにセットし、変数にセットしたデータをforeach()でループさせ出力する。同一カテゴリー内の記事を関連記事として表示させたいので、取得する記事の条件をget_posts()のパラメータ、category__inで指定する。wp_get_post_categories( get_the_ID )で表示中の記事が属するカテゴリーIDを取得する。また、get_posts()パラメータで記事表示件数を4件に指定し、表示中の記事を除外するように指定した。後はCSSでレイアウトを調整して完成。フレックスボックスで2段組みのレイアウトにした。

まとめ

関連記事を表示し、前回作ったシェアボタンと合わせて記事のフッター部分がよくあるブログ記事っぽい感じになった。関連記事はウェブサイトの回遊率が上がるのでたいていどのテーマにも実装されている。

今回でテーマ作成録としての開発は終了だ。WordPressのテーマ作成に取り組んで、記事を出力したり、サイドバー、ウィジェットなどブログサイトとして必要な機能は実装してきた。全11回を通して、WordPressを利用したウェブサイトの作り方を一通り学習できた。まだ完成はしていないので、ゆったり開発しながらテーマをより作りこんでいく予定だ。その時にWordPressについて学習したことがあれば記事にしていこうと思っている。まだまだWordPressについて学ぶことは多いが、WordPressの基本が分かったのでもうWordPressは怖くない。

学習コストについて

合わせて8,934円、1万円いかないぐらいで済む。レンタルサーバーやドメインについては借りているところによるがだいたい似たような金額になるだろう。VPSをさくらインターネットで契約しているので、レンタルサーバーに関しても同じ会社を使い、ドメインは以前から使っているムームードメインを使用した。別々のところで契約してアカウント管理が面倒になるのを嫌っただけで特にこれといった理由はない。実際にウェブサイトを立ち上げずに、XAMPPLocal by Flywheelを使ってローカル環境を立ち上げればサーバー代やらの費用を掛けずに学習もできる。

学習コストはお金だけでなく、時間もコストと言える。のんびり開発し、テーマ作成録として記録に残すのは3ヵ月ほど掛かってはいるが、実際にWordPressを触り始めてから1ヵ月ほどでおおよその仕組みを把握し、実装してみたいと思ったものをテーマに組み込めるようになってきた。何事もやりたいことが出来るようになるのは楽しい。HTMLとCSSを学んでウェブサイトを作った経験のある人ならWordPressはそんなに難しいものではないと思う。開発環境を構築したり、ちょっと手間はかかるけど、学習するにはとにかく手を動かして実際にコードを書いてみるのが大事だ。次はPHPについてもう少し深く学んでみる予定だ。